2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

たまたま

去年の後半から確率論やリスク論の本をちょこちょこ読んでるんだけど、松岡正剛さんが千夜千冊の連環篇で、まさにそういう本ばかりを紹介してくれてました。まさに「たまたま」なんだけど、連環篇の最初に取り上げられたのは私も読んで大いに感心したレナー…

ゴーメンガースト三部作の続編が出版される!?

「ゴーメンガースト三部作」といえば、幻想文学好きで知らない者はいないわけですが、なんと続編が出る模様です。1968年にマーヴィン・ピーク(Mervyn Laurence Peake)が亡くなった時、残されていたのは第四巻の冒頭数ページと「Titus Awakes」という仮…

信用できない語り手ベスト10

「信頼できない語り手(Unreliable narrator)」が登場する小説は、私の大変愛するところなのですが、Henry Suttonという作家が「信用できない語り手ベスト10」を発表しております。http://www.guardian.co.uk/books/2010/feb/17/henry-sutton-top-10-unreli…

2009年ネビュラー賞の候補作発表

2009年ネビュラー賞の候補が発表になっています。最近日本でも話題になっているバチガルピが長編部門とノヴェレット部門でダブル候補に。ヴァンダーミアもそろそろメジャーになって売れてほしいな。NovelThe Windup Girl, Paolo Bacigalupi (Nightshade,…

<氷と炎の歌>第五巻はまだ執筆中

<氷と炎の歌>シリーズで知られるジョージ・R・R・マーティンが、待望の第5巻"A Dance with Dragons"を1205ページまで書き上げたことを自身のブログで公表しています。といっても原稿が完成したわけではないらしく、一体いつになったら出版されるの…

RIP Dick Francis (1920-2010)

競馬をテーマにしたミステリーで有名なディック・フランシスさんがお亡くなりになりました。89歳でした。シッド・ハレーを主人公にした『大穴』『利腕』にガツンとやられてしまい、一頃は取り憑かれたように彼の作品を読んでもんです。長年作品のリサーチ…