たまたま

去年の後半から確率論やリスク論の本をちょこちょこ読んでるんだけど、松岡正剛さんが千夜千冊の連環篇で、まさにそういう本ばかりを紹介してくれてました。まさに「たまたま」なんだけど、連環篇の最初に取り上げられたのは私も読んで大いに感心したレナード・ムロディナウの『たまたま』だったりします。松岡さんには批判も多いけど、込み入ったテーマの見取り図をババッと描いてくれて次に読むべき本を示唆してくれるのは非常に得がたくかつ有り難いものなのです。

『予想どおりに不合理』の記事によると、どうやら松岡さんに対して鳩山政権から幾つかのオファーがあった模様。かつて鳩山さんが松岡さんの仕事場に通ってた時期があったらしいから、そんなに驚くことじゃないかもしれない。今のところ完全に断ってるらしいけど、この先どうなりますやら。