<氷と炎の歌>第五巻はまだ執筆中

氷と炎の歌>シリーズで知られるジョージ・R・R・マーティンが、待望の第5巻"A Dance with Dragons"を1205ページまで書き上げたことを自身のブログで公表しています。

といっても原稿が完成したわけではないらしく、一体いつになったら出版されるのか、ファンのやきもきは当分続きそうです。

その濫觴を尋ねるに、このシリーズを書き始める時点では3部作になるはずでした。それがどうしても収まらなくなり、4部作に変更するとして発表された最終巻のタイトルが"A Dance with Dragon"。ところが4作目をかなりのとこまで書きあげていたマーティンは、その原稿量ではとても1冊に収まらないと出版社に言われてしまいます。熟慮の末に下された苦渋の決断の結果、本来の第4巻のうち、南部地域の話だけを"A Feast for Crows"として出版し、その後、北部地域の話を"A Dance with Dragons"として出版されることになりました。さて第4巻となる"A Feast for Crows"が出たのが2005年のこと。 元になる原稿はできあがっているわけだから、次の巻はさほど待たずに出るだろうとファンは思ったわけですが、さにあらん、それから何度も出版予定日が変更され、今日に至っているというわけです。ちなみに"A Dance with Dragons"が最終巻というわけではなく、その後2冊の続きが予定されています。ブログによると第6巻のタイトルは"WINDS OF WINTER"らしいですね。