デイヴィッド・ミッチェルの新刊が来月発売に

David Mitchellが次回作の取材のために日本に滞在してたことは聞いてましたが、ようやくその作品が発売になります。

タイトルは"The Thousand Autumn of Jacob de Zoet"。18世紀末の日本にやってきたオランダ東インド会社の職員ヤコブを主人公とするエピックストーリ。設定からして当然ですが長崎の出島が舞台の中心で、遊郭や混血児の問題も重要なテーマとなっている模様。

公式ページ(http://www.thousandautumns.com/)で一部抜粋が読めるようになっています。

日本で英語教師をしていたミッチェルが1996年に偶然入った出島博物館に興味を惹かれたことに始まり、10年間ノートに寝かせておいたアイデアが元になっているそうです。執筆に4年かかり、その間4度書き直したというから熱意のほどが伝わってきますね。

興味のある方はこちらの記事なぞどうぞ。

http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/books/article7097442.ece?print=yes

The Thousand Autumns of Jacob de Zoet

The Thousand Autumns of Jacob de Zoet

The Thousand Autumns of Jacob de Zoet: A Novel

The Thousand Autumns of Jacob de Zoet: A Novel