RIP デヴィッド・エディングス

デヴィッド・キャラダイン追悼の記事を書いていたら、デヴィッド・エディングスが今月2日に亡くなっていたことに気づいて驚きました。77歳でした。

1988年に<ベルガリアード物語>の翻訳が始まったころは、今程エピック・ファンタジーが溢れ返っていたわけじゃなかったので、レイモンド・E・フィートの<リフトウォー・サーガ>と並んで、とても愛着のある作品です。

マロリオン物語>以降のシリーズには、さすがに手を出せませんでしたけどね。

ロバート・ジョーダンや先日の栗本薫さんのように、長編ファンタジー・シリーズを抱えた作家が亡くなると後が大変なことになりますが、不幸中の幸いというべきかエディングスの場合は数年前に共作者であった奥さんが亡くなって以降は新作を発表していません。2006年に完結した「ドラル国戦史」四部作が最後の作品ということになりますね。翻訳も今年の3月に完結しているようです。

改めて故人のご冥福をお祈りします。