続くの?

アマゾンの読者評を読んでいて、『ねじまき鳥クロニクル』の時、続編が出るという情報が一切ないまま、第一部・第二部が発表された一年後に第三部が発表されたということを知りました。

先のエントリにも書きました通り、形式的には『1Q84』は2巻という構成で完結しているわけですが、内容的には回収されないままの伏線が多数残されています。また、事前のインタビューで予告されていたのより随分と短いことも事実……

うーん、本当に続編があるんでしょうか?

あるとしたら、おそらく別のタイトルになることは確実だと思います。分量的には『1Q84』と同じ程度の2巻本で。オウム事件(と阪神大震災)が起こった1995年に舞台を移すという予測も可能ですが(その場合のタイトルは『1QQ5』でしょう)、いっそ2004年に持ってくるという手もありかな、と。

名前のみで一切登場しなかったアザミちゃんと、いまひとつ底の知れない彼女のお父さんが気になりますから、そっちサイドの話があるのかなぁ?