ニュース: HarperCollinsがCollinsの閉鎖を発表

ショッキングなニュースです。
出版大手のHarperCollinsが、Collins部門を廃止するという発表をしました。

1814年にスコットランドグラスゴーで誕生した老舗出版社は、1989年にメディア王ルパート・マードック率いるNews Corporationに買収され、ニューヨークに拠点を置くHarper & Rowと合併。以後、HarperCollinsの看板を掲げてきました。合併以降も、Collinsというブランド(インプリント)は残して、実用書や辞書の発売を続けてきたわけですが、今回の発表はCollins部門のすべてをHarperの方に集約するもののようです。大規模なリストラと共に、195年続いてきたCollinsの名前が消えようとしています。

Publishers Weeklyから送られてきたAlertメールでは、再編の詳しい内容は分かりかねますが、日本でもお馴染みのCollinsの辞書などは、引き続きCollins Referenceの名前を残して出版を続けるようにも読み取れます。

社名がどうなるかなど、詳細が分かり次第またお伝えします。