週刊文春2008ミステリーベスト10

毎年恒例「週刊文春」のミステリベスト10が発表になりました。発売日なので遠慮してリストは再録しません。

国内部門の第一位には、伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』を押さえて、湊かなえのデビュー作『告白』が選ばれています。デビュー作でトップに選ばれたのは、馳星周の『不夜城』以来ということで、これから話題の的になるでしょう。

で、海外部門の方ですが、大方の予想通りR・D・ウィングフィールドの久々の翻訳『フロスト気質』が一位。それに迫る勢いで2位となったのがトム・ロブ・スミスのデビュー作『チャイルド44』。以下、5位までの結果は以下の通り。

1 フロスト日和(R・D・ウィングフィールド
2 チャイルド44(トム・ロブ・スミス
3 スリーピング・ドール(ジェフリー・ディーヴァー
4 20世紀の幽霊たち(ジョー・ヒル
5 運命の日(デニス・ルヘイン

読んだことあるのは、ジョー・ヒルだけだなぁ。『運命の日』は英語版なら持ってるけど、あの分量を読むのはきつい。ディーヴァーは読まず嫌いで避けつづけてるんだけど、そろそろ読まないとだめか。

『このミステリがすごい2009』は明日発売です。