読んでるよって言うことが、読み続ける力になることもあるんだ

The Islanders

The Islanders

一応SFクラスターの末端に位置する者として、グレッグ・イーガンの新刊『プランク・ダイヴ』は購入しましたが、今日からの読書のメインは、クリストファー・プリーストの新刊"The Islanders"です。

いやー、自分がなんでブログとかやってたか思い出しちゃった。洋書とか読むのって実のところ凄くしんどくてハードル高かったりするから、「私、◯◯読んでます!」ってブログとかで公開しちゃうと、途中で挫折するのが恥ずかしくって無理して最後まで読んじゃうという、そういう効果を計算しつつブログ書いてたのでした。

そうか、だから最近、最後まで洋書読み切るのことが少なくなってたんだなぁ〜〜。

で、プリーストの新刊"The Islanders"は、国書刊行会から出版された『限りなき夏』にも収録されている夢幻群島(Dream Archipelago)シリーズに属する作品。大雑把に言うと、地球と非常に似た環境ではあるんだけれど、大陸と呼べるものが北半球に一つと、南極を中心とした一つしかない世界。その間に無数の島々が散らばっていて、独自の文化をはぐくんでいるという設定。"The Islanders"は、一応旅行ガイドという形式を取っていて、島の名前のABC順に解説されていくわけだけれど、プリーストだけに一筋縄でいくわけもなく、やりたい放題やってくれてます。まだ10%しか読んでないので、この後が楽しみ♡。